阿島 浩
東京理科大学大学院工学研究科建築学専攻修士過程2年
経 歴
- 東京造形大学造形学部デザイン科 卒業
- 東京理科大学工学部建築学科夜間主社会人コース 卒業
- 現職:左官工事業
私は以前、美術大学で空間デザインを学んでいましたが、社会人になり3年間が経過したぐらいから理工系の大学で建築を学び直したいと考えるようになり、入学を決意しました。
元々ものづくりが好きだったこともあり、設計課題の演習が特に興味深かったです。
様々な設計課題に取り組んでいく中で、説得力のある建築デザインを生み出すためには、敷地についての詳細な情報(大きさ、高低差、方位、形状、周辺環境、人の流れ等)、空気感、歴史的な文脈などをきちんと把握することが大切であると学びました。
そこで、卒業設計では神楽坂の歴史的な文脈や地形などを建築デザインに反映させた温浴・宿泊施設を提案しました。
この大学に思い切って再入学していなかったら、建築の奥深さ、学ぶことの本当の面白さに気づくことが一生なかったかもしれません。これからも建築に携わっていくためには幅広い分野の知識や経験が必要なので精進していきます。
卒業制作リンク https://tus-projects.jp/works_post/2022-3-1