新田 沙織
経 歴
- 2015年 専門学校桑沢デザイン研究所 卒業
- 2023年 東京理科大学工学部建築学科夜間主社会人コース 卒業
- 現職:商業ディスプレイ会社勤務を経て現在インテリアデザイナーとして独立
私は卒業研究で新宿ゴールデン街を論文テーマとしました。
テーマや研究手法を決める手がかりとして授業の「論文講読」を活用しました。
自身が商業デザインの仕事に携わっていたので、関連するものや普段から興味のあるキーワードを3つ挙げて類似する論文を探し、研究手法やまとめ方、アプローチを学んでから卒業研究に取り掛かりました。
研究中も研究後も「沢山現地へ足を運ぶ事」が大切だと感じました。現地に足を運んで自分の目で確かめることで、資料を読むことよりも効率的に情報収集することができました。たとえば、店主から店舗の改装経歴や現在の屋根裏部屋の状況などを聞き、その場で実測させてもらうことができました。歴史や文献からの情報はあくまで前知識や確認資料として、現地で収集した情報を中心に掘り下げることで新しい発見があり、研究に対して前向きに楽しく取り組めることができました。研究を通して、今ではとても貴重な体験ができたと思います。